20年間眠っていた同窓会を再開させて:埼玉県立大宮南高等学校同窓会

今回のにほんの同窓会のインタビューは埼玉県立大宮南高等学校 同窓会の長濱 智雄会長にお話しを伺いました。

インタビューイ:長濱 智雄会長
インタビューア:中村 充(にほんの同窓会理事長)

中村:
本日はですね
埼玉の大宮南高校の同窓会長、長濱智雄会長に来ていただきました
本日はどうも御足労いただきましてありがとうございます

長濱会長:
いえいえ、ありがとうございます

中村:
大宮南高校ってどのくらいの歴史がありましたっけね

長濱会長:
かれこれですが、開校が昭和の57年かな
ですから35年とかそういったレベルですかね

もうちょっといってるかな

中村:
今卒業生っていうのはじゃあ10,000人くらいなのかな
10,000こえてますかね、もう

長濱会長:
13,000人強というぐらいな感じになってますね

中村:
なるほど
会長、1期生なんですか

長濱会長:
1期生です、はい

中村:
結構まだ仕事も忙しい時期じゃないですか

会長をその中で引き受けられるっていうのは
どういう経緯で会長された

長濱会長:
そもそもがですね
私野球部の方におりましてですね

中村:
野球部

長濱会長:
その野球部の私の五つ下ですかね
6期生なんですけれども
6期生のキャプテンが進藤というのがおりましてですね

彼が高校のコーチを外部コーチという形でですね
学校に出入りしておりまして
その時に学校長が去年春、大谷校長に変わったんですけれども
その前の校長、実は去年から退任後は
参与として入っていただいている髙橋先生がですね
その進藤にですね
「実は同窓会っていうのがこの20年くらい眠った状態になってるんだよ」
ということで、パンドラの扉を開けてしまったというところで
進藤とやり取りがあったと

私も進藤とはOB会ぐらいの付き合いでしかなかったもんですんで
会うといろいろ話しはするんですけども
ある時電話がかかってきましてですね

実は彼が電話がかかってきたとき、約半年前
実は彼が胃ガンで
しかもステージ3とかいうところになってまして
非常に大変な時期だったんですが6月に連絡をいただきまして
その時に「校長から連絡があるよ」ということで
どういう話かわからなかったもんですんで彼に話を聞いたところ
この同窓会長、実は自分がやってくれと

「もう学校に出入りしてるからそういった部分で
学校にさらにちょっと協力してくれないか」
という話がきたということなんだけども
「長濱さんもご存知の通り、ちょっと自分もこういう状態なんで
出来れば受けていただけませんか」ということで
私はそもそも在校時代、2期の生徒会長をやってた関係がありましてですね
だからその辺でこの男にはなんとなく
そういう雰囲気は作れるんじゃないかと進藤の方も
勘ぐってって言い方じゃないですけどもね
それで連絡をくれたという風な感じだと思うんですが
それで校長からほどなくして連絡いただきまして

もう、一つ返事で
やっぱり後輩がそこまで闘病生活で頑張ってる中で
僕にバトンをくれたというところで
正直、精神論的なものとか
志があってっていうものじゃないんですけれども
まぁ、一つ男気でなったみたいな感じのところがあるんで
実際に言うと他の学校の会長さんと比べたら
まったくそういったスタートラインが違うところから
入ってるもんですんで、ええ

埼玉県立大宮南高等学校同窓会

埼玉県立大宮南高等学校 同窓会:長濱会長

後輩からのバトンを受け取って再び始まった同窓会

中村:
会長をされてるのは何年なんですか
そうすると

長濱会長:
今3年目になってるんですかね、今、はい

中村:
その前にも会長さんがおられたんですよね

長濱会長:
おりました
その20年前ですね
ただ実際、そこではね、機能がされてなかったと

結局名前だけ一応連なって
実は僕は2期の生徒会だったんですが、彼は1期
ただ、同期です
1期生なんですけどね

彼をよく知ってるんですけれども
ただどうしても学校を出て
皆さん就職したりとかいろいろ忙しくなってる状態の中で
かつ先生とかもその辺、なかなか心得てないというか
なかなかフォローがいきわたってなかったという部分で
勝手がわからなかったんでしょうね
それでいつしか、フェードアウトしていって

中村:
校長先生が「眠ってる状態だから」って言う校長先生は
すごいなと思ったんですけどね
僕聞いててね

長濱会長:
いや確かにそこが素晴らしいなと思いました
しかも校長は、校長になって始めて大宮南高校の方で就いて
最後お仕事を終えられた方なんですけども

ただそこに気づくってのはやっぱり
いろんな背景があると思うんですよね
同窓会費っていうのが恥ずかしながら
実は私ども1期生のころと今も実はまだ同じ金額で

昭和の60年卒業なんですけども私がね
その60年からずっと今に来ても同じ金額
ただし一切同窓会っていうのが機能してないもんですから
ほとんど

中村:
珍しいですね

長濱会長:
そうなんです
利息も何十年かですか
ついてる様な感じの通帳がですね
ポンと渡されたような状態になってる
そもそも同窓会費っていうのはそれを貯めるものじゃなくってですね

中村:
そうですね、活動財源みたいなものですからね

長濱会長:
おっしゃる通りです
それを活かすものなので活かす方法を
やっぱり考えていかなきゃいけないものもあるんだけど
何も引き継がれたものが無いと

無いところから始めるというところの中で

中村:
立ち上げですね

長濱会長:
はい、髙橋、当時の校長から同窓会事務局さんのお話を
ちょっと伺いましてですね
「こういうのがあるけど、どう」ということで
僕も最初はいろいろと思うこと、考えることあったんですけども
やっぱり出来ることっていうのは限られてくるし

中村:
これ立ち上げるにあたって
同窓会のこういう組織っていうのはどういう存在っていうか
どういう風にお考えなんですかね

長濱会長:
まずですね
出ていった、散っていった、卒業していった卒業生
やっぱり僕もそうなんですがこういう機会があって
たまたままたご縁ができたと
自分の母校にご縁ができたとゆうことで

どこかしら皆、気持ちの中、心の中にね
そういったものを持ってる人間が絶対いると思うんですよ

実際私もこういう同窓会長になったんだよっていう話を
ごくわずかですがつながってる人間に話ししたら
すごく懐かしがるという様な場面もあったりして

じゃあ何かやろうかと
なるほど、こういうのが同窓会なのかなと
ただ僕はそらまあ、同期の話ですが
13,000人の卒業生の皆さんとの関わりを
これから持っていくということなんで
これをどういう風に水平展開出来るかっていうことと

あと、我が母校ですね
大宮南高校に対して
まあ卒業生の一つの代表の窓口として何を支援出来るか
まあ要するに親孝行みたいなもんですよね
そういったものに組織がですね
一丸となってですね、卒業した
まだそれほどたくさんご支持いただいてるってわけではないんですけど
まあ20年のブランクがあるもんですから

中村:
これからですよね

長濱会長:
そうなんですよ
そこでやっぱり、なんとか盛り上げていけたらいいなと
いろいろとまあニュースを聞くとですね

いろいろ統廃合があったりとか、学校さんによってはね
いろんな寂しいニュースも流れたりするんですけども
いやいやうちの学校はまだまだこれからも何十年も何百年も
未来永劫頑張っていけるような学校になってくという様なところに
少しでもお力添えさせていただければというようなところで
考えております

同窓会としての将来の夢

中村:
こう、同窓会を立ち上げるにあたって
将来的な夢みたいなのはどうなんですか?

長濱会長:
まだちょっとビジョンが描けてないとこはあるんですけれども
まず、開校50周年に向けてですね

まだ50周年いってない学校だもんですんで
そこまでの間にですね
失われた20年の間の期間をうまくリカバリーできるようにしていって
そこの50周年で何か、一つのベントができる様な形に
もっていければいいかなという風に思っておりますし

中村:
今から50周年に向けてっていう
急にはできないですもんね

長濱会長:
できないですよ
ですから一つ一つやれること
3月からFacebookも立ち上げましてですね

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)埼玉県立大宮南高等学校 同窓会:長濱会長

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)埼玉県立大宮南高等学校 同窓会:長濱会長

中村:
あ、Facebook?

長濱会長:
そうなんですよ
学校の誰でも検索ができるところのページと
あとは役員のクローズドの連絡をするページと両方作りましてですね
少しずつですが今、動かしてるという状況です
ゆくゆくは代表理事
彼を頭にまた1期生ですから
1期生のページを作って

そこから引き込んで
引き込むというかクローズドのページを作ると
今2期生はクローズドのページ作ってる様なんで
そういうのそれぞれページ作っていって
そこにそれぞれのコンテンツを流せていけたらいいかなと
ここで一応集約してね、情報を

中村:
集まってくるみたいな、情報が

長濱会長:
そうです
で、割り振りをしてあげたりとかする
案内をしてあげたらいいかなと

中村:
Facebookの検索は大宮南高校同窓会で出てくるんですか?

長濱会長:
一応全部長いんですが
埼玉県立大宮南高等学校

はい、同窓会で入れてますけどもね
多分それぞれのパーツではすぐ出ると思いますね

大宮南高等学校卒業生の皆様
どうも、初めましての方もいらっしゃると思いますけれども
私は1期の卒業生、長濱智雄と申します
同窓会会長を3年目になります

埼玉県立大宮南高等学校同窓会で検索で入れますと出てきますので
今、学校の様子なんかの画像を入れたりとか
これから例えば文化祭の情報を入れたりとか
あるいは皆さんが懐かしいなとゆう風に思う
先生なんかの情報なんかもですね
入れられればいいなという風に思ってます

ただ先生の方はちょっと個人情報がありますので
公開の方は割とトピック的な感じで入れさせていただいて
もしよろしければ同窓会の方に
メッセンジャーで入れていただきましたらですね
各期の方に詳細の方のね
例えば先生の状況
動画なんかももしかしたら入れるかもしれません

画像も入れるかもしれません
そういったものも非常に気になる方もいらっしゃると思いますので
ぜひ楽しみにしていただければいいなという風に思っておりますので
ぜひ検索していただいて

中村:
期ごとのやつっていいですね
それをクローズで作れるんですか

長濱会長:
もちろん作れますね
グループページができますんで
色々LINEとかあると思うん出うんですけど
とりあえずちょっとFacebookっていう形の方が顔も見れる

当然、代表理事ってまだ出てきてないとこあるんですが
多分私が代理でその間ページの管理者になると思うんで
それが20も30もなったらどうなるかっていうのもね
ちょっと心配な部分あるんですけど
でもそこまで心配になるぐらいな感じに
もう皆さん盛り上がげていただけたらいいなという風に思っております

中村:
そうですね
ぜひだからその期のだれか代表を
やっていただける方がいたら嬉しいですね

長濱会長:
ぜひ、そういうことなんですよ
公開型のページの方にはですね
現在の部活動なんかの
今年役員の中で一応ノルマはないんですが
定例で月1回連絡会をやってるんですがその中で
現役の部活動手分けで皆さんね
時間のある時応援に行きましょうということで
同窓会でね、そういう企画をしまして
私も去年ちょっと陸上部と
それから女子ハンドボール部の関東大会かな
行きましたけどもね

中村:
いいですね

長濱会長:
はい
自分がいた学校の名前が
大宮南ってついてるユニフォームを見ながらね
頑張ってるんだっていう姿を見るとですね
こちらもすごく応援のし甲斐が出てくるってな感じがありまして

中村:
先ほど定例会をやってるっておっしゃってたんですけど
毎月されてるんですか?

長濱会長:
毎月1回やってます

中村:
三十何年ですか

毎月その役員会なりをできるというのは
それだけでも結構すごいですよね

長濱会長:
そうですね
来る人間も決まっちゃってはいるんですけど

中村:
決まってる方が来られるっていうのも大変ですよね

長濱会長:
そうですね
一応、第2か第3の基本第2の土曜日にしようという話で
場所もある程度固定して
皆さん手弁当で今来てもらってはいるんですけども

第2か第3なんですけども
基本第2なんですけども3にスライドすることもあるので
土曜日にやってますね

午後1時から一応役員会にはなってますけど
自由に参加していただいて結構です
議題とじゃ討議の関係も別にまったくクローズする話じゃなくて
これからこういうことやってくんだよっていう様な感じのものですんで

はい
浦和駅の東口のですね
PARCOという建物がありまして
そこの9階にですね、いわゆる公的なフロアがあります

そこのフロアのところでテーブルを借りてますんで
だからどっからでも見えるところから入って来れますんで自由に

今年の1月からこれ始めたんですけども
ただ、前校長の髙橋先生はもう2回来ていただいてますんで
前回どんな話をしたかっていうところから始まってですね

中村:
つながりがですね

長濱会長:
そうですね
で、その1か月の間
同窓会について皆さんちょっと色々考えてること、思ったことあれば
ちょっとそこで皆からもらうっていうところから始まりまして

今議題的には最近で言いますと
先ほど話しておりましたFacebookの開設について
やります見たいな話しから
立ち上げましたんで皆さんよろしくお願いしますみたいなところ
当然やっぱり負担がかかるっていうイメージを
持たせちゃいけないと思うんですよね

私がもうずっと会長やってるわけではないんで
いずれは誰かにバトンタッチをするという立場でございますんで
それまでに受けた方が負担なく
割とのびのびとできる環境を作りたい

という意味で、だったら方針作っておいて
そこで当然いろんな出入りがあると思うんですけどもね
調整ができるような環境を作っていって
で、あとかつ、今卒業生の13,000人の方にもですね
信憑性のある組織だとゆうようなところもですね
抱いてもらえればいいかなと思いますし

中村:
だけどその役員の方だとか、皆さんお仕事してらっしゃいますし
それ相応に色々経験積んでおられるわけですから
なんか、そういうのをまた同窓会で活かしてもいいのかなと
僕は思いますけどね

せっかくのそのキャリアがあるわけですから
人それぞれまた色々あるわけじゃないですか
さっきのFacebookのアイデアとかも
それは会長、自分で作るんですか?

長濱会長:
まあ、自分で作ってます
今まだ二つだけですけどね
二つだけあげてますよ
連絡の方と
あともう一つ作んなきゃいけないんですけど
1期生のページを作んなきゃいけない、フルページを

中村:
なるほど
それはいいですね

長濱会長:
SNSっていうのもやっぱりこれからの時代活用の仕方も
当然SNS頼みとなると非常にいろいろ危険な部分もあったりとか
やっぱりそこはちょっと100%オンリーで
乗っかれない部分もあったりするんですけども
ただ、ツールとしては使いがいはあるかなと

中村:
そうですね
立ち上げってすごく勇気がいるって言ったら変ですけど

長濱会長:
とりあえず先ほどもお話ししましたけれども
今の役員の面々、代表理事も含めて
その連絡会に出てる人間っていうのも
もうほぼ気心知れた人間なんで
やればついてきてくれる人間なんでね
ですから、あまりそこを叱られるとか
咎められるとかもございませんのでね
自由に逆にやらせてもらってます
もう、だめならやめればいい

中村:
そうですね
なるほど
上手くいく必要がないんだと

長濱会長:
ないです
やってみてそこで反応があれば
なるほどあたりがあるんだったら
じゃあここ広げていこうっていう考え方です

計画性がなくてあれなんですが
計画、言ってられないですから
20年のブランクを埋める間に計画どころじゃないもんですから
とにかく、アイデアありき行動できること
行動もそこまで伴ってなかったりもするんですけども
ただ、もう何事もシンプルにいって
どこにあたるかわからないんで
とりあえず走らせられるところ走らせてみようという

中村:
あぁ、なるほど

今後の同窓会について

長濱会長:
先生巻き込もうかなと思ってますね

現役の先生だったら何年か前の卒業した子たちもつながってますし
あと実は僕も先月かな
自分の担任、担任ですよ
入学した時の1年の担任とつながりましてね
それで連絡もちょっと取ったりなんかして

中村:
恩師と

長濱会長:
そしたら他の先生とも何人かつながってるっていうもんですから
たまに、年に1回くらい皆とあって
お話をしたりするとかっていう様なことも聞いてますんで

そしたらそうか、先生たちも
担ぎあげてっていういい方は失礼かもしれませんけど
引っ張り出して

で、どこまで巻き込めるかはちょっと僕はわからないんですけども
少なくとも僕が在校当時の先生は
たどれる範囲であれば
もうかなりいけるんじゃないかなという風な自信もありますし

つながれば10人強ぐらいの先生とは
今なんとなく連絡が取れる様な状態になってますし
それこそ私が1年、入学した当時
2年の時に来られた先生、3年の時に来られた先生
当然先生って増えていくじゃないですか
学年も増えますんで

その先生たち大体、顔もわかってますんで
つながっていければですね
いければの話なんですが
逆に言うと、私が卒業した後の代も
見てらっしゃるじゃないですか、生徒をね

卒業生の皆さんをね
てことはその生徒さんたちもこの先生に興味を持つし
我々も興味を持ってるっていう部分で
上手くFacebookの期のですね

中村:
そうですね

長濱会長:
下手すると2期、3期、4期にその先生が入ってる可能性もありますし
そういう風にしていくことによって、中村さんがおっしゃったように
仲間とかいろんなしがらみはたまにあったりするし
別にそこまでいいんだよっていう風に思ってる人も当然いると思います

ところが先生となった場合なんとなくこう、なつかしい
いろんな思いでがあるじゃないですか
あの先生のあだ名は何だったとか
先生はなんかちょっと癖があってどうだったとか
国語の先生のくせして字がへたくそだったとか
いろんなのがあるじゃないですか

話しが本編行かないでほとんど雑談で終わる先生とかね
いろんな先生が昔いましたよね
だから、そういう思い出が
ポンっと入ったときにまた同窓会っていう部分の
入口に来てくれるんじゃ無いかなって
いろんな間口を持っててもいいのかなとかっていう風に
思ったりしてるんですよね

中村:
あぁ、そうかもしんないですね
面白かったこととかなんかよかったことってなんか
どうなんですかね、やってく中
すごい楽しそうにされてるなって思うし
今まで2、3年やってみた感想とか

長濱会長:
同窓会の方ですか?

いや、楽しそうになったのは今年入ってからぐらいですよ
こういうことがいろいろ思い浮かぶようになってからですよね

それまではほんと漠然としてたし
あとは髙橋先生がですね
私が就任した時の校長なんですが
去年、退任されまして
それで今、参与に入ってますが
その時少し仕事
実はかなり先生の方に担ってもらってた部分があったんですよ

だけどそれではいけないなという風な感じのことも
思い始めたところからまたちょっと
深くちょっと入っていくっていう様なところがありまして
だけど、そこをどう掘り下げて行っても
やっぱり通り一遍のことしかクリア出来ないなと

だから直球勝負でいってもなかなか難しいんであれば
変化球入れてもいいのかなという様な
奇をてらうような感じの部分もあるかもしれませんけど
だけども通り一遍のところで食いつきがなければ
あまり意味がないんで

むしろそれをかみ砕いて
誰しももう噛まなくても飲み込めるぐらいな感じの
スタイルの同窓会にしていった方がいいのかなって思って
それがもう、今年に入ってからのことですけどもね
それで楽しくなってきたというか
なんとなくいろんなものが見えて来たというか

中村:
面白そうですよ

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)埼玉県立大宮南高等学校 同窓会:長濱会長

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)埼玉県立大宮南高等学校 同窓会:長濱会長

長濱会長:
ただこれは僕が面白いだけであって
他の役員が面白いかどうかはわからないんですけどもね
出来るだけ誰しも土足でも入ってきてもらえるような感じにね
出来たらいいなっていうのが一番僕の理想なんです
これももう、同窓会としても
こういうスタイルをもっていきたいなという風に思ってますよね

これから同窓会を始める方へのメッセージ

中村:
これから同窓会を立ち上げるとか
これから組織を作る同窓会に対して
何か会長の方から、実際にやってる立場から
何かメッセージをいただければと思うんですけど

長濱会長:
なるほど
私も正直まだ今3年目ということで
自動車だと1年初心者マークですけれども
私の中ではまだ初心者マークだと思うんですね
ただ、同窓会に対する思いってのは
最初は確かに希薄な部分は確かにあったと思います
何をやったらいいのかっていうのが全くわからない
車のハンドルでいうとどっちに舵を取っていいかがわからない
まずアクセルをどんだけ踏んで進んでいったらいいのかわからない
気が付いたらバックしてる場合もあったり
ギアがね、バックに入ってたりすることもあります
ただ、それはね
行動してる、アクションを起こしてるからこそ
そういうことがだんだん見えてくるっていうのがあるんですよね

中村:
そうですね

長濱会長:
だから、うん
とにかく、じゃあまず同窓会っていうのは
何をしていけばいいのかっていうことを
漠然と考えてみるといいと思うんです

まぁ、僕の中ではとりあえずご卒業された
我が校の卒業生13,000人に向けて
どう皆さんとつながっていく
先ほどFacebookの話もしましたけれども
Facebook以外のものも色々と今度考えていきながら
出来るだけその13,000人に近づけるように
なんか考えていこうかなと

それこそブログもいいのかな、何がいいのかなとか
もうLINEでも始めたらいいのかなとか
まぁ、ツールをいろいろと考えて
今非常に便利なツールがありますんで
まずそこですね

どうすればつながっていけるんだろうかと
で、つながるに関しても
あまりにもここが見えないものにしていくと
入りにくい部分があると思うんで
こちらから手を出すんじゃなくて
向こうから手を出してもらえるぐらいな感じのものに
してからっていう様なところを
僕の中ではですね
意識はしております

で、それが出来ましたらですね
まだ私の方の学校も出来てはおりませんけれども
そういう意識の中で
じゃあどうすれば皆が今度は
リアルに集まってもらえるかっていうところで

中村さんとも先ほど道中ちょっとお話ししましたけれども
総会っていうところで皆さん顔合わせするような場があるんですけれども
いかんせんその総会といってもね
同窓会の要するにその辺の話をしても
なかなか皆さん興味も持ってもらえない方もいると思いますんで
そこに何か皆さんが共通に興味を持てる様なものを
例えばちょっとした著名人の方を呼んでお話ししてもらえる

まぁ少し歴史のある学校だったら
有名な方が出てらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんので
そういった方にオファーを出してもらって
我が校の要するにこういうところで活躍してる
スポーツで活躍してる人、芸能界で活躍してる人

いろんな方でいいと思うんですけども
なんでも結構なんで
そういう何か目玉になる物をイベントを
ちょっと用意してあげるっていうのも面白いのかななんていう風に
思ったりしているんですけども

埼玉県立大宮南高等学校 同窓会:長濱会長

埼玉県立大宮南高等学校 同窓会:長濱会長

中村:
あぁ、そうですね

長濱会長:
そうしてく中で
バーチャル的な、いわゆるSNSでつながったものが
少しずつ点となり、線となってっていう様な形でつながっていく
で、その方たちにぜひ今度
自分たちの母校は今こんな状態なんだけども
なんか応援してもらえませんかという様なね
別に金銭伴わなくても結構ですし

実際に参加いただかなくても結構なんです
意識で、意識を持ってもらうってことだけでも
すごく大事だと思うんですけれども
そこにたどり着ければいいかなという
もう、漠然とした僕の中のスケジュールというか
まぁ、デッサンなんですけれども
ちょっとずつそこに色付け出来ればいいかな

ただ僕一人では出来ませんので
集まっていただいた同窓生の皆さんに
少しずつ色を付けていただいて
一つの自分の学校の絵を描き上げていければいいかな
なんていう風に思っております

中村:
ありがとうございます
ぜひ、会長の思いをね
何らかの形で少しでも本当に現実化ね
されることを私も祈ってます

長濱会長:
はい

中村:
今日は埼玉県立大宮南高校同窓会長、長濱様にお話をしていただきました
本日はどうも本当にありがとうございました

長濱会長:
こちらこそお招きいただきありがとうございました
どうも、失礼いたします

中村:
失礼いたします