今回のにほんの同窓会のインタビューは岐阜聖徳学園高等学校 同窓会 聖友会の手塚同窓会長と佐藤事務局長にお話しを伺いました。
インタビューイ:手塚同窓会長、佐藤事務局長
インタビューア:中村 充(にほんの同窓会理事長)
中村:
本日は岐阜聖徳学園高等学校同窓会
総称で聖友会ってお呼びしてよろしいんですかね
聖友会の手塚同窓会長と、佐藤事務局長においでいただきまして、
本日は会長のお店の手塚自動車さんからお借りしてお送りしております
どうも本日はありがとうございます
よろしくお願いします
聖友会の50周年が7年ぐらい前にあったんですかね
佐藤事務局長:
そうですね
5年前かな
準備期間があるからね、7年前から
中村:
聖友会の会長されてて、事務局長と随分長くされてるようなんですけど
もうどのぐらい、同窓会の方には携わられてるんですか
手塚同窓会長:
通算ですともう30年ぐらい超えたみたいです
中村:
30年ですか?
佐藤事務局長:
30年も楽に超える
中村:
事務局長も30年?
佐藤事務局長:
私はあと2人の方と仕えてるから、36年かな
中村:
おー、36年。
学校の先生ですよね、聖徳学園さんの
会長も事業されてて、忙しい中、同窓会の方に貢献出来るっていうか、
ボランティアなんですけども、
そういうものが出来るっていうのは、どういうところ?
手塚同窓会長:
どういうところと言われてもあれなんですけど、
いわゆる学校に対する愛情というか、
誰かがやらなきゃ進んでいきませんので、それだけのことですね
ただ若い子に譲らなきゃいけないし、譲りたいと思ってるんですけど、
なかなかやっぱり時間がとられる
学校の行事に、卒業式とか入学式とかとられるもんですから、
サラリーマンの方やとやっぱり日程がとれなくて、
ほかの役員は皆さんやってもらえるんですけど、
やっぱりヘッドはなかなかやってもらえんですね
いい同窓会の状態で次の人に引き継ぎたい
中村:
事務局長はどんな感じなんですかね
その30年、教師をしながら…
佐藤事務局長:
私の方は中にもいますから、フットワークはそりゃ大変だよね
学校業務あるのに大変だけども、出来ますわ
問題はその上に立つ方、いわゆる顔やわね
会長になられる方の人格それだけだな
それが丸であればって失礼やけど、これでうまくいきますよ、それだけの問題
だからこのカップルというか…
手塚同窓会長:
コンビネーションね
コンビネーションで、ケンカばっかしてやっとるんですけどね
中村:
共に30年を歩み続けたみたいな
佐藤事務局長:
今30年って言いましたけど、その前の副会長の時代もあるから、
そして途中で2人の方もお代わりになってますけど、
その間も寄与しているので、それもう40年以上ですよ
中村:
学校の歴史に近くないですか?
佐藤事務局長:
そうそう、私はよそから転勤した人間ですが、
就職する前からずっとやってるから、
そりゃ50年経ってても不思議じゃないよね
手塚同窓会長:
そんなにはないですけど
佐藤事務局長:
その理事とかのころからやってるんだから
長いことは長いです
中村:
なかなか跡継ぐ人もそれなりに大変かもしれないですよね
佐藤事務局長:
それは前に大変な人がいるから、そりゃそういうことだな
手塚同窓会長:
いやいやそうなんじゃなく、やっぱり時間がとられることが、
なかなかやっぱり自営業かなんかしてないと、時間がとりにくいんじゃないですかね
中村:
自営業でもうまく出来てないと難しいですよね
次の同窓会を任せられる人物像とは?
手塚同窓会長:
高校の行事だけじゃなく、組織、要するに聖徳学園全体の、
中の評議委員っていうのを仰せつかっとるもんですから
中村:
聖徳学園自体の?
手塚同窓会長:
一昨日も食堂が出来たからって落成式と評議委員会があって、
そういうのだと、やっぱり…
中村:
同窓会以外にも学校関係のそういうのが
手塚同窓会長:
同窓会長としてあれしてるもんで、聖徳学園の評議委員会、
いわゆる理事会の上の組織のメンバーに入れていただいてるんで、
それもやらなきゃいかんもんで、そうなってくると、
やっぱり結構時間がいる
中村:
学校行事にも出なきゃいけないわけですね
そういう同窓会の役員会とかが別に
手塚同窓会長:
うん
出来るだけ僕は高校の同窓会だから高校の行事はほとんど出るんですけど
あと付属の大学とかそういうあれも、
出来るだけご無礼しとるんですけど、
それでも役員会はいかなきゃいけない
だからそういうので時間っていうのはずいぶんとられますから、
なかなか代わりをやっていただきたいんですけど、
難しいところがあるんです
中村:
会長自身がご苦労されてる分、
誰かに頼みにくいみたいなのあるのかもしれない
手塚同窓会長:
頼みにくいというか、それだけ時間を自由がとれる人がいてくれれば、
あとは本人の気次第だからいいとは思うんですけど、
なかなかそれは難しいですね
でもいずれは誰かにバトンタッチしなきゃいかんので、
若い子を一生懸命育ててるんですけど、やっぱり時間の制約で…
中村:
会長となるとなかなか代理がきかない部分もありますしね、トップで
手塚同窓会長:
難しいところありますね
50周年行事での同窓会活動について
中村:
今、聖友会としての活動ってどんなことをされてるんですか
佐藤事務局長:
それはまず総会がありますからね、それに向けてのセッティングだね
二つ目には現役の生徒さんに対しての啓蒙活動
要するに部活動で全国行ったりしますよね
そのときのお手当というかね、激励品を渡すとか、
そういう風に頑張ってくださるようにね
それから当然、人材の総会の方々からもなんかアプローチがあったり、
おめでたいことがあったときには、それなりの手当てをする
そういう風なこともあるかな
もちろんそれはご不幸なこともあるんで、
そのときも会長と自分は足を運びますけどね
そしてあとは、年にいっぺんの会報づくりやね
中村:
この会報ね、なんか出てますけどね
これも毎年ですよね
佐藤事務局長:
そういうこと教えていただいて約20年になるのかな
中村:
これは何号になるんですかね、結構な…
次18号?
佐藤事務局長:
今年で19ね、20年なるよね
いろいろお世話していただいてるし、アルバムのDVDからやね
中村:
このDVDも記念品で、名簿となんかいろいろ映像が入ってるんですよね
佐藤事務局長:
そうそう
中村:
これを記念品で出してた、出してるような、会の活動としては、
かなり活発じゃないかなというふうに思うんですけど、
長年やられてきてどうですかね
ご苦労されたこととか、これやっててよかったなっていうのはなんか…
手塚同窓会長:
別に苦労っていうのはあんまり、気にも留めませんけど、
今現在、ちょっと下火なんでいいんですけど、
例えば甲子園球場なんか行ってしまうと大変になっちゃいますね
中村:
50周年のとき、結構ご苦労されたんじゃない?
佐藤事務局長:
ああー、そうだね
まあ、楽しかったけどね、OBの先生方とこ回って、
取材したのを会報もカラーにして、
大きな新聞の大きさだったな、
大きさの中にはめ込んで、あれ楽しかったな
手塚同窓会長:
OBの先生方のところ、ずっとアポイント取って、
お会いしに行って、懐かしかったですね、なんか
大体僕ら知ってる先生ばっかだから
中村:
そうでしょうね
手塚同窓会長:
うん、僕ら現役の頃の先生、
で、格好悪いですね、現役の頃、横着しとって悪さばっかやっとって
先生に会いに行くの
中村:
ああー、でもそれよかった、
やってるからこその…
手塚同窓会長:
そうですね
今後の同窓会活動での目標とは?
中村:
今後の同窓会の理想っていうのはどういう風にお考えですかね
手塚同窓会長:
僕は個人的にはともかく裾野を広げたい
中村:
裾野とおっしゃるのは?
手塚同窓会長:
今、佐藤先生言われたように、年に1回、総会を開いてるんですけど、
その参加メンバーを増やしたいですね
中村:
ああー、集まるメンバーをね
手塚同窓会長:
一応新聞広告に告知はするんですけど
会報にも、もちろん出しますけど、
普通の一般紙に広告は出してるんですけど、
なかなか目に留まらないみたいで、
だから人から人への口コミでお願いするようなやり方を、
やっていきたいなと思ってます
中村:
広がっていくようにね
佐藤先生は?
佐藤事務局長:
もちろん一緒だわ、それは一つの手法やろうね
毎年いろいろ考えてするんだけど、
やっぱり限界は、今の限界で180かな
それが一番最高の数値だったかな
もう一回は120とかね、それ以下だから、今現在は
中村:
120とか、結構大変ですよね
佐藤事務局長:
大変
手塚同窓会長:
だから常時100名、やっぱ集まってもらえるような、
なんか施策っていうか、そういうのを考えて、
良い形の同窓会にした状態で、次の人にお渡ししたいと思いますね
中村:
次の質問、お渡ししたいときに、
守っていきたいものとか、継承していきたいものとかどうですか
佐藤事務局長:
多分古い学校だと、その学校のこうでとかあるわね、目標とか…
中村:
校訓みたいな
佐藤事務局長:
それはうちはね、もちろん、西本願寺の学校だから、
「和を以て貴しとなす」なんだけども、
それがほんなら、こうだとして、
皆さん方の遺伝子の中に入ってるのかな言ったら、
それだってわからない
だから、どうしていったらいいかなと思う
それはね、あんまり具体性はないわな
手塚同窓会長:
穏便にクレームのつかないように会を運営出来たら、
僕と先生はオッケーかなっていうんですね
同窓会活動で守ってきたもの
中村:
先生なんか、結構会計もされてたりとか、
守ってきたもんって結構あるじゃないですか、なんか…
佐藤事務局長:
それは言えないこともある
中村:
同窓生のために一生懸命使うところも、
会計も大変だと思うんですけどね
佐藤事務局長:
会計をお財布を三つにしておくとかね
今回からはもう全部役員会が決心してくださったもんで、
財布は、会計は一つにするんですが、
それは要するに途中でどなたかが…っていうことを、
そういうこと防がなくちゃならないから、
お財布は三つにしたい、してますよ、本当に去年までは
これで多分良いだろうと思ったので、今年からは…
中村:
なんか先ほどそうですね、
お伺いしてたら、なんかやっぱり、
卒業生のためにいかに使うかっていうところをね、
一番重視して、そこを一番占めてると、
それをまた継承していくのが大変だ
っていうようなことおっしゃってたんで、
なるほどなとか思ってたんですけども
佐藤事務局長:
あえてよそさまの学校だと、同窓会会計っていうのは、
学校の事務局が大体は差配しているはずだから
だから公立だと転勤が、先生があるからね、
だから同窓会会計は、要するに保護者内会計と同じような扱いで、
学校当局が多分差配してる
同窓会担当者っていうのは全部任せるはずだわ
うちのとこの場合は、私どもね、会長と私のとこの、
完ぺきに独立した形でやってますんで、
こちらの差配でしてるので、コントロールがこっちにある
だから、学校さまにしてみたら、使い勝手のいい、
三つ目の財布なんだろうね、よそ様の場合は
だから同窓会独自の活動っていう場合は、制約があるというよりも、
そこまで発想わかんだろうなと思うよね
うちなんかの場合は、部活動で全国大会行く場合には、
会長の発案もありましたけども、そこに激励金も出せますよ、
こちらの判断で
中村:
まあ、同窓会としての判断をしていくっていうことですね、
お金の使い方によってはね
学校主体ではない状態でっていう
佐藤事務局長:
そうそう
それは学校さまよってみると、どうしても、
学校の補助金みたいな形で出してやるとかね
だから同窓会に行こうっていうのに反映されないよね
その点、私どもの場合は、こちらがやる
従ってそれは、例えば壮行会がありますから、夏休み前に、
それで会長が壮行会のとこへ行って出ます、そこで手渡しする
なかなかいいわね、あれ
中村:
なるほど
そういうところも、先ほど、事務局長とお話したら、
なんかそれでご苦労されてるみたいなお話されたんで、
ちょっとこう入れといてもらっていいのかなっていうような、
それでなかなか後継者見つけるの大変だっていうようなお話もされてて
最後に会長、メッセージがあれば、この機会に
手塚同窓会長:
住所のわかんない方もずいぶんたくさん見えるもんですから、
もしチャンスがあって見ていただいたら、
今現、岐阜聖徳学園高等学校、
元からいけば、岐阜南高等学校、清翔高等学校、
それ総称で聖友会っていう名前で活動しています
もし見ていただいてチャンスがあれば、なんでも結構です
電話一本いただくなり、ハガキ一枚いただくなり、
出していただけたらありがたいと思います
毎年総会っていうのを8月の中過ぎぐらいに開催してますので、
ぜひ寄れる機会があったら寄っていただきたいと思います
よろしくお願いします
中村:
今日は本当にお忙しいところ、お話聞かせていただきまして、
ありがとうございます