東京農業大学第一高等学校・東京農業大学第一高等学校中等部同窓会

今回のにほんの同窓会のインタビューは東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会の輿石会長にお話しを伺いました。

インタビューイ:輿石会長
インタビューア:中村 充(にほんの同窓会理事長)

中村:
今日は東京大学第一高等学校中等部同窓会会長の輿石さまに
お話を伺いたいと思います
本日は北千住のスタジオのほうからお送りしております
どうも会長様よろしくお願いします

輿石会長:
よろしくお願いします

中村:
東京農業大学第一高等学校、今は中等部も入ってるのかね
同窓会長ということでちょっと
お話を伺わさせていただきたいなあと思うんですけど
会長、今は同窓会員ってどのくらいいらっしゃるんですかね

輿石会長:
名簿上は24,000人って聞いてますね

中村:
この24,000とか5,000とかいう大きな同窓会の
会長さんをされる経緯っていうのはどんなですか?

輿石会長:
そうですね、一つは長男が農大一高でして
保護者の会、これ教育後援会っていうんですけど
そちらのほうの会長も二年間やらせていただいてて
その時に当時の、前会長になるんですけど根岸さんに
大変お世話になったり
私も同窓生なので、親の会が終わったら
同窓会の方を手伝ってくれよというようなお話をいただいて
関わり始めたのがきっかけで

中村:
なるほど、父母の会ですかね、PTAの会長みたいな

輿石会長:
はい
その前ももっと言うと、元々体育の教員を四年間やってたりしたもんですから

中村:
農大一高でですか?

輿石会長:
はい、農大一高で

中村:
あ、そうなんですか!体育の先生なんですか
で、息子さんも卒業されてっていう
じゃあ農大にはだいぶこう…

輿石会長:
そうですね

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

活動内容が豊富な秘訣とは…?

中村:
旧講師であり、卒業生でありみたいな
PTA、父母の会の会長であり同窓会長であり、
息子さんも卒業生でありみたいな

輿石会長:
もう一個余計なこと言うと野球部のなんですけど
今野球部のOB会長もやっている

中村:
あ、野球部のOB会長もされてるんですか

今お伺いしただけでもね、例えば野球部のOB会にしても
そんな父母の会の会長にしても同窓会長にしても
仕事以外にされてるわけじゃないですか
私は疑問に思うんですけども

お仕事されてるときからそういうものに時間を割いてやれるっていうのは
そういうのはなぜできるのかってその辺をね
あんまりお金にならないようなことはしたくないような人間にとってはね
是非伺いたいようなところなんけどね

輿石会長:
まあやっぱりなんですかね
やはり自分の中で高校時代のね、三年間
これがやっぱり思い出深いですしね
今申し上げた教員もやってたり、後輩の野球部の応援なんかにも
行ってますのでそういう後輩たちっていうか
と、母校に対して何か役に立てればなっていうほんとそういう気持ちだけですね

中村:
やっぱ母校愛なんですかね

輿石会長:
そうですね

中村:
会長も多分農大一高の時代っていうのは学生時代とか
素晴らしい学生時代だったんでしょうね

輿石会長:
そうですね、だからほんと坊主頭で野球の練習がほとんどですけれどもね
その中にも今でも勿論付き合いがある友達もね、いますし
大きな先生方にも大変お世話になったので今でも
例えば野球部の監督なんかもね、今でもお付き合いいただいたりしてますんで
そういうやっぱり関わりっていうのはね、続いてますから

中村:
ちなみに、こんなこと聞いちゃうの失礼なんですけど
会長今おいくつ…?

輿石会長:
60歳です

中村:
じゃあ仕事は定年をされたんですか?

輿石会長:
いったん定年で、今なんて言うんですか?継続雇用っていうんですかね
延長雇用っていうんですか

10年毎のホームカミングデー

中村:
この同窓会の会長になられても結構何年も経ってるんですか?

輿石会長:
二年経ったんですかね、今年四月から三年目というか

中村:
今同窓会の活動というのはどういう状況なんですかね?

輿石会長:
そこでもあれでしょうけど、年一回の活動報告の総会
これが5月6月頃ですね、その時に懇親会
ホームカミングデーって言ってますけど
それで今は十年に一回っていいますか、毎年その当該の年度の方をご招待して

中村:
ああ!卒業して十年経った人ってことですか?

輿石会長:
いや一期から始めたんで
今年で七年目ぐらいになるんですね

七期の方と十七期の方、二十七期の方という感じで
十年ごとに一度お越しくださいというような充填年度っていいます
私でやりはじめて、十年間はやってみようっていう
一回りするまではやってみようってことで

中村:
面白いですね
例えば七期と十七期、二十七期、三十七期までいくんですか?四十七期もか

輿石会長:
五十七期までいますね

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

中村:
じゃあ来年は八期?
から四十八期までの?

輿石会長:
五十八まで

中村:
二十八、三十八、面白いですね
ホームカミングデーっていうことで

これ結構集まるもんなんですか?

輿石会長:
そうですね
ただやっぱりその年代によって核になって
声掛けしていただける方がいる年代はやっぱり揃いますけどね

中村:
でも楽しみですよね
ましてやその、七期と五十七期と一緒に

輿石会長:
そうですね
まあただ正直若い子たちはね、なかなか…
お酒も出ますから我々おじさんと飲んでもみたいなところはね、
多分あるのかもしれませんけども

中村:
でも自分が
十年ごとに参加できるシステムですよね?

それが続けば
例えば二十代の時に全然興味なくても
五十代六十代七十代になった時には十年に一回は出れるからということですよね?

それ素晴らしいですね

輿石会長:
十年に一回はね、そういう充填的に
勿論毎年来ていただいていいんですけど

中村:
そこ充填年度ってことで
お知らせはどっかでされるんですか?

輿石会長:
やっぱりこの会報誌の…

中村:
あ、その期のの充填年度のところに…
ここですかね、例えば…

会長ちょっと宣伝をしていただいてもいいですかね
これ知らない方もいらっしゃるので

輿石会長:
これ去年なんで六期生ですね

中村:
ほんとだ、十六期生って出てますね

輿石会長:
これがまあ一応充填年度で
是非その六のつく期の方はご招待しますよと

中村:
昭和三十三年卒から
五十六期生、平成二十年卒の方ですかね

受付にて記念品を贈呈致します…

輿石会長:
大したものじゃないんですが、記念品を充填年度の方には差し上げてまして

中村:
楽しそうですね、お食事とか、アルコールとか…

輿石会長:
立食ですね

中村:
一人2,000円で学生無料ってなってますけど
これ学校の隣とか?

輿石会長:
東京農業大学の敷地のちょっと外なんですけど
グリーンアカデミーホールっていうのがありまして
そこの二階で
大体毎年そこで

中村:
この器があるのがいいですね、さすがですね
一般的な国公立だと中々やりにくいんですけど
やっぱり農大一高ならではの、できるところですね

輿石会長:
そうですよね
今もう校内っていうか大学も含めてお酒もダメですし

中村:
そうですよね
学校見に行にいくっていっても中々
出入りも禁止してるところも結構多いぐらいなんで
やっぱこの私立校ならではですし、学校を挙げてこういう風にしてくださるのが
いいですよね

卒業生が帰ってこれるっていう場ですね
でまた同窓会でも十年に一回は必ず呼ばれるというね
是非続けていただきたい

輿石会長:
そうですね
時間とあれがかかりますけど

中村:
お金もかかるでしょ?
赤字って言ったら変ですけど…
同窓会の方から?

輿石会長:
派手にならないように…会費でね、やってますから
皆さんのおかげで

中村:
そうですね
是非皆さん参加していただければ…

会報誌について

中村:
それとあの郵便でこれ送ってるんですよね
今どうですか?郵便届かない方っていうのは結構いらっしゃるんじゃないですか?

輿石会長:
そうですね
先ほど24,000っていったうちの
発送してるのが15,000ぐらいですから

中村:
一応全部には出してるわけですか

輿石会長:
いや、ですんで10,000人くらい不明者がいるってことですかね

中村:
住所がわかる方は全員出してるみたいな感じ?

輿石会長:
出してますね
それが15,000ぐらいですね

中村:
この郵便物が総会の案内ですか?

輿石会長:
そうです

中村:
来ない方?

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

輿石会長:
是非ホームページでも構いませんのでご連絡をいただければ

中村:
またこれ見たいって、届いてないけど見たいって人がいらっしゃると思う
んで、これも貼っといてもらってリンクで、これに
いいですか?いいですよね

輿石会長:
それとあの、同窓会のホームページにもアーカイブでのっけてますんで

中村:
同窓会のホームぺージも下にリンクを貼っておきますんで
またそちらの方をみていただければと思います
今後は同窓会としてはどういう風に…?

輿石会長:
そうですね、やっぱり
私も今会長をお預かりして就任から言ってるのは
次の世代にね、引き継ぎたいなと思ってまして
それで、どうしても年齢層が
活動している人間の年齢層が高いんで
出来るだけ若い人に参加してもらえるような企画とか
そういう風に考えてますけども

中村:
そうですね
やっぱり会っていうのは継続していくのがすごく難しい
まあ無くなりはしないんですけど実際活動をしなくなっちゃったりとか
いうところはよく聞くんですよね
やっぱり活動的にはこれで十分だと思うんですけど
継続…つないでくっていうのが
会長さんとしては考えられるところでしょうね
ホームカミングもこれが八回目ですか?

輿石会長:
今年九回目です

中村:
九回目ですか
つないでいけるとね

輿石会長:
そうですね

まずは文化祭に参加して

中村:
是非つないでいただいて、同窓会に興味ある方はね
是非総会とかに参加していただいて

輿石会長:
それが一番なんですけど
あと中にありますけど文化祭ですね
桜花祭ってうちは呼んでるんですけど
これは生徒会主催ですけど

中村:
文化祭桜花祭っていうんですか

輿石会長:
そうです
文化祭のことを桜花祭っていうんです

ここでも教室を同窓会で借りまして
卒業生のお店とか、手作りのもの
卒業生が作ったものを紹介したり販売したりっていうかたちで
併せてフォトコンテストっていうのもやってまして

これも卒業生から現役の生徒たちも含めて
フォトコンテストを実施しています
だからこういう時にでも、
総会はちょっと重いなっていう世代でも桜花祭に立ち寄ってくれる
卒業生、同窓生は結構いますので

中村:
これは子供さんとかも連れてきていいんですか?

輿石会長:
そうですね
今中等部が出来ましたので小学生の方もお見えになりますし

中村:
ご家族で来てもいいわけですね

輿石会長:
そうですね
ご家族で来ていただいても

中村:
在校生だけじゃなくて卒業生のやつも出てるんですね?
そういうブースの中で

東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

輿石会長:
そうです
今お店やってる方、例えば和菓子のお店なんか出てますし

中村:
この店農大の店だったんだみたいな
初めて気が付く人多いでしょうね

フォトコンテストも在校生と卒業生が一緒になんですね

輿石会長:
一般の方と生徒の部門は分かれてますけども
それぞれ表彰もしてますんで

中村:
この交流会っていうのはなんですか?

輿石会長:
これは今まだね、一回ですけど
主に年代構わず
去年はキリンビールの横浜工場見学なんですけど
その後バーベキューをやって、
同窓生同士の親睦を深めるという意味ですね

中村:
そういうやつを企画して皆で交流しようっていう
成程
ほんとこのホームカミングデーとこの桜花祭
ですかね、あとこの同窓会交流会とフォトコンテスト
結構活動内容豊富ですね

今後の同窓会の展望

中村:
こうやって活動されててよかったこととか
逆に大変だったことでもいいんですけれども

輿石会長:
そうですね、やっぱり色んな年代の方とね、同窓生と
会えるっていうことが一番ですし
やっぱり運営してる側だけじゃなくて
皆さんの協力があっての同窓会ですから
その辺がだんだん盛り上がっていけるように
色々企画も考えてますし
そうやっていろんな方とお会いできるのが楽しいです

中村:
ほとんど全年齢…
一期生って今おいくつなんですか?

輿石会長:
80歳ですよね

中村:
80いくつからでも同窓会行ったら一番下は中学生なっちゃう…
中学卒業したばかりぐらい?

輿石会長:
まあ一応あれですけどね
高校卒業

中村:
高校卒業…18か

輿石会長:
会員になりますけどね

中村:
成程、ほとんど全年齢みたいな感じですね
こういうことをされていて苦労だったことなど…

輿石会長:
そうですね、やっぱり先ほどお話ありました
継続していうっていうか
手伝ってくれるスタッフもやっぱりボランティアなんで
仕事と関係とあるでしょうから
安定して毎年行事のごとに参加してくれるっていう方が
勿論核になってやっていただいていう方いるんですけど
これがなかなか増えていかないという

中村:
まあ大変ですもんね
なかなか母校愛だけでも仕事が入ったりとか色々あればね

輿石会長:
そうですね

中村:
それはやむを得ないところでしょうけども中々
そういうのあるのかもしれないですね
他の学校の事務局の同窓会の方
同窓会の方っつっても本当に中心メンバー数名だと思うんですよ
どちらもね
なんかそういった方にメッセージをいただければと思うんですけど

輿石会長:
そうですね、私どもなんかは東京農業大学の付属校で
一高から二、三高まで三つあるんですけど
やっぱりそこの横のつながりっていうのはまあ全くないので
まずはその兄弟校の交流でも出来たらいいなあとは思ってますけども
中々ね、お互いに

中村:
でも一高二高三高ってしないもんなんですか?
おんなじあれですよね?母体的にいったら

輿石会長:
そうですね、中々現実的には
勿論色々
例えば野球部のことばっか言ってあれなんですけど
一二三の対抗戦っていうのは三十年以上

中村:
ああ!野球部同士で?

輿石会長:
野球部同士でやってますんで、まあそういう
全く無いわけじゃないんですけど
ちょっと今のところ同窓会活動についてはそういう
ちょっと横のね、つながりがまだ出来てないので
これからだと思ってますんでね

中村:
成程ね
OB会っていうのはまたこう
同窓生って普通横のつながりなんですけど
また縦のつながりで

輿石会長:
そうですね

中村:
それはそれで素晴らしいなと思いますけど
野球部のOB会も大変ですねだけど

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

(左)にほんの同窓会:中村 充 (右)東京農業大学第一高等学校 東京農業大学第一高等学校中等部 同窓会:輿石会長

輿石会長:
今本当に色々
保護者の方も登録していただきますしね
ただ中々こう、OBとしては
例えば甲子園を目指してるものじゃないですか高校野球っていうのは
だから中々そういう意味ではね
結果が伴わないんでね

中村:
まあ難しいですよね
たくさん学校ありますから

輿石会長:
逆に言えば応援のし甲斐があるという風に
思ってますけどね

中村:
野球部の方はほとんど全部入ってるんですか?そのOB会には

輿石会長:
そうですね、やはり卒業生は
一応会員で

中村:
OB会っつっても結構な人数ですよね
そう考えたら

輿石会長:
そうですね
でもそんなに強豪校ではないですし
我々の時も少なかったですしね

中村:
野球部のOB会もされてるってことで
またそちらの方もね、俺野球部だったっていう人も
ホームページ見ていただいて
なんだかね、会長を助けてあげればと思いますんで
あと最後に何か会長の方から
お伝えしたいことがあれば

輿石会長:
そうですね、今ちょっと説明させていただいた活動
色んなことを一応考えながら活動してますので
本当にいつでも気軽に参加していただけたらいいと思いますので
よろしくお願いします

中村:
今日は色んなアイディアをいただきましたし
農大一高ならではのアイディアのある活動ですかね
聞かせていただきまして、
本当にありがとうございます

本日は東京農業大学第一高等学校中等部同窓会の
同窓会長にお話を伺いさせていただきました
本日はどうも本当に会長ありがとうございました

輿石会長:
ありがとうございました